山梨実験線やまなしじっけんせんについて

山梨実験線やまなしじっけんせんについて


1962年(ねん)(昭和(しょうわ)37年(ねん))から始(はじ)まったリニアモーターカーの開発(かいはつ)は、10年後(ねんご)の1972年(ねん)(昭和(しょうわ)47年(ねん))にはじめて浮上走行(ふじょうそうこう)に成功(せいこう)しました。 1977年(ねん)(昭和(しょうわ)52年(ねん))には、宮崎県(みやざきけん)に本格的(ほんかくてき)な実験線(じっけんせん)が作(つく)られ、ここでの実験(じっけん)により、1979年(ねん)(昭和(しょうわ)54年(ねん))、無人走行(むじんそうこう)の最高速度(さいこうそくど)517km/hの記録(きろく)がつくられました。

2003年(ねん)(平成(へいせい)15年(ねん))には、山梨(やまなし)リニア実験線(じっけんせん)で人(ひと)を乗(の)せた走行(そうこう)での世界記録(せかいきろく)、581km/hを記録(きろく)し、2005年(ねん)(平成(へいせい)17年(ねん))3月(がつ)に国土交通省(こくどこうつうしょう)から高(たか)い評価(ひょうか)を受(う)けました。

2013年(ねん)(平成(へいせい)25年(ねん))には、延伸工事(えんしんこうじ)を終(お)えて全線(ぜんせん)が完成(かんせい)した山梨(やまなし)リニア実験線(じっけんせん)(42.8km)で営業線仕様(えいぎょうせんしよう)の新型車両(しんがたしゃりょう)「L0(エル・ゼロ)系(けい)」での走行試験(そうこうしけん)が再開(さいかい)しました。

山梨やまなしリニア実験線じっけんせん今後こんご

今後(こんご)は、長大編成(ちょうだいへんせい)による、長(なが)い距離(きょり)の走行(そうこう)や長(なが)いトンネルの走(はし)りぬけなどの実験(じっけん)を進(すす)めていきます。

そして、超電導(ちょうでんどう)リニアの実用化(じつようか)にむけた確認試験(かくにんしけん)を行(おこな)うこととしております。